前回は、☆4 キャラから継承できる優良『奥義スキル』を取り扱いました。
【FEヒーローズ】☆4 優良『奥義スキル』の保有キャラメモ & スキル解説
今回は ☆4 キャラから継承できる、優良な『Aスキル』を取り上げます。
(『召喚』から出現するキャラに絞ってまとめています。『大英雄戦』や『戦禍の連戦』での配布キャラは対象外)
☆4キャラから継承可能な『Aスキル』
獅子奮迅3
- ヒナタ(剣/歩行)
攻撃、速さ、守備、魔防+3 戦闘後、自分に6ダメージ
(継承不可:杖)
獅子奮迅2
- ジェイガン(槍/騎馬)
- バアトル(斧/歩行)
- ☆3ヒナタ(剣/歩行)
攻撃、速さ、守備、魔防+2 戦闘後、自分に4ダメージ
(継承不可:杖)
初期の頃は、スキルによるステータス上昇も『闘技場』のスコアアップにつながったため、上位勢はガチパにこぞって装備させていた…らしい(今は、スキルによるステータス上昇値はスコアの判定に関与しません)。
このスキル、ステータス補正は強力ですが、アタッカー専門には『鬼神の一撃』や『死線』の方が良く、壁役には自ダメージ蓄積が重くのしかかって来ます。
そのため、役割のハッキリしたキャラより「アタッカー寄りのバランス型」のようなキャラに向いたスキルかと思います。
自ダメージの欠点を補えるという意味で『ファルシオン』持ちのキャラや、奥義『天空』Bスキル『回復』などを最初から所持しているキャラは相性が良いと言えそうです。
また攻撃性能を落とさずに『魔防』を伸ばせる貴重なスキルなので、前回紹介した奥義『氷蒼』や『氷華』と同じく、『~の謀策』系スキルを活かす魔法系キャラには噛み合ったスキルです。
相性激化3
- ロイ(剣/歩行)
3すくみ有利だと、さらに攻撃+20% 3すくみ不利だと、さらに攻撃-20%
(継承不可:弓、暗器、杖)
相性激化2
- ルーナ(剣/歩行)
- ティアモ(槍/飛行)
3すくみ有利だと、さらに攻撃+15% 3すくみ不利だと、さらに攻撃-15%
(継承不可:弓、暗器、杖)
こちらも、メリットとデメリットが存在する難しいスキル。
先ほどの『獅子奮迅』と同様に、ステータス的に役割のハッキリしたキャラには向かないスキルかと思います。
明確なアタッカーは、不利属性が相手でもゴリ押せる可能性を残しておくべきですし、壁役は…少し難しいですが、少なくとも重装系の場合は小回りが利かない分、戦う相手を選べないケースが多くなるので、あまり付けたくないスキルかと思います。
このスキルも傾向としてはやはりバランス型のキャラに向いており、「ゴリ押しできるほどの尖った能力は無く、万能キャラとして立ち回りつつ、有利属性には明確に戦えるようになりたい」というキャラクター向き。
また戦闘能力がそもそも低いキャラクター、具体的には『ニニアン』や『オリヴィエ』のように、『歌う』『踊る』などの再行動系スキルを持ったキャラクターには向いたスキルです。戦闘に向いていないキャラクターが、有利属性相手には積極的に前に出て戦えるようになります。
武器スキル『旭日の剣』『蒼海の槍』『深緑の斧』も同様の効果を持つので、どちらのスキル枠を使用するかはケースバイケースで。再行動系キャラの中でも『アクア』は最初から『蒼海の槍+』を所持しています。
それと、忘れてはいけないのが『~レイヴン』系の武器スキルとのシナジー効果。単純に「2属性に対して有利、1属性に対して不利」という状況を持つことになるので、デメリットは据え置きのまま、メリットを倍化することができます。弓に対して強く出ることができるので、『守備』の高い『ヘンリー』や『ボーイ』などと相性が良い組み合わせでしょう。
鬼神の一撃3
- クレイン(弓/歩行)
自分から攻撃した時、戦闘中の攻撃+6
(継承不可:杖)
鬼神の一撃2
- エルフィ(槍/重装)
- ホークアイ(斧/歩行)
自分から攻撃した時、戦闘中の攻撃+4
(継承不可:杖)
シンプルにアタッカー向けとして強いスキル。
2回攻撃系の武器スキルと相性が良いので、とりあえず『ラインハルト』を育てている人は真っ先に継承させたい所。また『クレイン』はデフォルトで『勇者の弓』を所持しているため、スキル構成をいじらなくても組み合わせの完成度が高いです。
『攻撃』が大きく上昇する一方で『速さ』の補正は無いため、2回攻撃系の武器を使わないアタッカーは、追撃を安定させるために『死線』や『鬼神飛燕の一撃』を持っておいた方が無難かも知れません。
継承の際に気を付けたいのは、『クレイン』はBスキル『切り返し』、『エルフィ』はBスキル『守備隊形』と、他のスキルの継承元としても優秀なので、その辺りのバランス配分には注意が必要です。
死線3
- サザ(暗器/歩行)
攻撃、速さ+5 守備、魔防-5
(継承不可:杖)
死線2
- カザハナ(剣/歩行)
攻撃、速さ+4 守備、魔防-4
(継承不可:杖)
『鬼神の一撃』以上に、アタッカー特化スキル。
防御面を捨てることになるので、基本的には反撃を受けない立ち回りが要求されます。射程2のキャラ以外は扱いづらいように見えますが、近接系キャラでも、反撃を封じる『火薙ぎの~』系の武器スキルと組み合わせることで真価を発揮できます。
スキル単独の『攻撃』の上昇値は『鬼神の一撃』の方が僅かに大きいですが、相性の良い武器スキルと組み合わせて比較すると、『火薙ぎの~』系の攻撃力が『勇者の~』系の攻撃力を大きく上回るため、追撃を取れるだけの『速さ』さえ確保できれば、総合火力はこちらに軍配が上がります。そのための「速さ+5」。
ちなみにですが、2018/02/04 現在、ウチの『カザハナ』のスキル構成はこんな感じです。
初期の頃は『勇者の剣+』と『鬼神の一撃3』で運用していましたが、火力が意外に足りなくなってきたのと、ちょうど『ソレイユ』が『召喚』から結構出現するようになったので『火薙ぎの剣+』を継承しました。
まだまだ試行錯誤の余地はあるものの、飛びぬけた『攻撃』と『速さ』はアタッカーとしてとても頼りになります。Bスキルを『剣殺し』にするかどうか悩み中。
『死線』装備の『カザハナ』はワンパンで落とされそうなイメージがありますが、追撃はほぼ確実に喰らわないので、案外1発ぐらいなら耐えられます。『速さ』の高さが、防御面でも生きるケースですね。
次回はこちら。