前回は、☆4 キャラから継承できる優良『Aスキル』を取り扱いました。
【FEヒーローズ】☆4 優良『Aスキル』の保有キャラメモ & スキル解説
今回は ☆4 キャラから継承できる、優良な『Bスキル』を取り上げます。
『Bスキル』は特に有用なスキルが多い枠のため、前編と後編に分けて扱いたいと思います。
前編となる今回は、主に壁役に向くスキルを取り上げます。
(『召喚』から出現するキャラに絞ってまとめています。『大英雄戦』や『戦禍の連戦』での配布キャラは対象外)
☆4キャラから継承可能な『Bスキル』
回復3
- ラーチェル(青魔法/騎馬)
- ファ(緑竜石/歩行)
2ターンに1回、ターン開始時、HP10回復
回復2
- ボーイ(緑魔法/歩行)
- ジョーカー(暗器/歩行)
- リズ(杖/歩行)
3ターンに1回、ターン開始時、HP10回復
わかりやすい効果の壁役向けスキル。
効果を十分に活かせるのが長期戦に限定されるため、『闘技場』ではやや扱いづらいです。
Aスキル『獅子奮迅』の欠点をカバーできるため、『エルトシャン』に『錬成ミストルティン』+『獅子奮迅』+『回復』+『緋炎』みたいなシナジー効きまくり構成も夢がある…かも知れない。
一方、『戦禍の連戦』のような持久戦では高い汎用性を持つスキルなので、『太陽』などの回復系奥義と同様にサブスキルとして習得させておくと、活かせる場面が出てくるかと思います。
補助スキル『献身』『相互援助』といった回復系のスキルと組み合わせると、パーティに杖枠を作らずとも長期的な回復役を担える点が面白く、ウチのパーティでは『ミカヤ』の『癒しの手』と組み合わせて活用しています。
切り返し2
- ツバキ(槍/飛行)
- クレイン(弓/歩行)
自分のHPが80%以上で、敵から攻撃された時、絶対追撃
追撃が特に重要な本作において「どんなに『速さ』が低くとも、『HP』さえ確保できていれば追撃ができる」という効果は、壁役にとって非常に強力。
Bスキルの中でも、特に需要のあるスキルかと思います。
『切り返し3』は☆5限定なので、継承させるなら『ツバキ』や『クレイン』を覚醒させる必要ありますが、『切り返し2』でも十分な効果は期待できるため、3にして継承するかどうかは一考の余地あり。
反撃時に生きるというスキルの性質上、Aスキル『遠距離反撃』『近距離反撃』と非常に相性が良く、その効果を武器に内蔵している鈍足な壁役、つまり『マークス』『大人チキ』『ノノ』といったキャラには、真っ先に継承しておきたいところです。
ちなみにAスキル『遠距離反撃』をデフォルトで持つ『ヘクトル』は、専用武器『アルマーズ』に『切り返し』の効果を内蔵しています。強い。
また『サーリャ(クリスマス)』や『ルフレ(闇)』も同様にこのスキルと相性が良いですが、彼女らは『切り返し』の上位互換である重装専用のBスキル『迎撃隊形』を所持しているため、継承の必要はありません。
待ち伏せ3
- ロンクー(剣/歩行)
- ラインハルト(青魔法/騎馬)
自分のHPが75%以下で、敵から攻撃された時、先制攻撃
待ち伏せ2
- ゴードン(弓/歩行)
自分のHPが50%以下で、敵から攻撃された時、先制攻撃
厳密には壁役向けとは言えませんが、迎撃時に生きるスキルとして。
『切り返し』と同様にAスキル『遠距離反撃』『近距離反撃』との組み合わせが非常に強力で、防衛部隊に置いておくと、場合によっては相手を「詰み状態」にすることができます。
全距離反撃系のスキルを武器に持ち、さらに『攻撃』の高い、『漆黒の騎士』や『カミュ』に継承させると効果的です。
発動すれば非常に強力なスキルですが、難点はその発動条件。『HP』の調整が難しいため、Aスキル『獅子奮迅』で『速さ』『守備』『魔防』を高めて敵の攻撃に耐えつつ、じわじわ自分の『HP』を削っていく、という手段も有効かも知れません。
守備隊形3
- エルフィ(槍/重装)
自分のHPが50%以上の時、自分、敵、ともに追撃不可
(重装のみ継承可能)
『切り返し』と同様に追撃の重要性に着目しつつ、「どんなに自分の『速さ』が低くても、相手に追撃を許さない」という逆の発想に至っているスキル。
特に重装系が苦手とすることの多い、魔法アタッカーからの被害を抑えられるメリットが大きいです。
また、同射程戦においては1発ずつの殴り合いになるため、1発の重い『エルフィ』にはちょうど良いスキルと言えるかも知れません。『切り返し』で2発ずつ殴り合うかは悩みどころですが、「パーティの中でそのキャラが『反撃役』なのか『壁役』なのか」によって、使い分けるのが良いでしょう。
『切り返し』や『回復』と比べると器用なことはできませんが、純粋な耐久性能が向上するスキルなので、パーティ内で他に明確なアタッカーが存在する場合に、釣り出し役としての役割をより堅固にするためのスキルと言えます。
後編はこちら。